Firefox 107 開発者向けリリースノート
このページでは、開発者に影響する Firefox 107 の変更点をまとめています。Firefox 107 は、米国時間 2022 年 11 月 15 日にリリースされました。
ウェブ開発者向けの変更点
>HTML
変更なし。
MathML
<ms>MathML 要素で、独自の始めと終わりの引用符を示すための非推奨属性であったlquoteおよびrquote属性を無効にしました。 この動作はmathml.ms_lquote_rquote_attributes.disabledで設定しており、既定値をtrueにしました (Firefox バグ 1793387)。
CSS
contain-intrinsic-size一括指定 CSS プロパティを、サイズ抑制の対象になる UI 要素のサイズを指定するために適用できるようになりました。 これはユーザーエージェントが、子要素をレンダリングせずに要素のサイズを特定することを可能にします。 一括指定プロパティのcontain-intrinsic-widthおよびcontain-intrinsic-heightとともに、論理的プロパティ のcontain-intrinsic-block-sizeおよびcontain-intrinsic-inline-sizeもサポートしました (Firefox バグ 1597529)。- font-palette によって、カラーフォントをサポートしました (Firefox バグ 1791558)。また、@font-palette-values CSS アットルールと、その記述子である font-family、base-palette、override-colors でも、カラーフォントをサポートしました。これらを合わせて、カラーパレットの定義を支援します (Firefox バグ 1791558)。
JavaScript
変更なし。
API
廃止
- 非標準かつ非推奨である
SVGSVGElement.useCurrentViewプロパティを削除しました (詳しくは Firefox バグ 1174097 をご覧ください)。
WebDriver conformance (WebDriver BiDi, Marionette)
WebDriver BiDi
-
script.evaluate、script.callFunction、script.disownコマンドのtarget引数でレルムをサポートしました (Firefox バグ 1779231)。 -
WeakMapやUint8Arrayなど、コンテナー型の値フィールドを持つ複雑なオブジェクトの JSON シリアライズをサポートしました (Firefox バグ 1770754)。 -
browsingContext.createコマンドのcontext引数をサポートしました。既存のタブに関連する新しいタブを開くことができます (Firefox バグ 1765619)。 -
wait引数をnoneに設定してbrowsingContext.navigateコマンドを呼び出したときの信頼性が向上しました (Firefox バグ 1763109)。
Marionette
-
WebDriver:ElementSendKeysコマンドが、要素にフォーカスがあたっていない場合に限ってキャレットを設定するようになりました (Firefox バグ 1791736)。 -
WebDriver:PerformActionコマンドを、pointerMoveおよびwheelアクションのさまざまな引数でundefinedを値として受け入れないように更新しました (Firefox バグ 1781066)。 -
Selenium Atoms を、最近の WebDriver 仕様書の変更点に合わせて更新しました (Firefox バグ 1771942)。
アドオン開発者向けの変更点一覧
>その他
scripting.executeScriptでエラーが発生したときに返されるerrorプロパティが、メッセージプロパティを持つオブジェクトだけでなく、スクリプトがスローしたり拒否拒否したりした任意の値を表すようになりました (Firefox バグ 1740608)。